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ハッカソンに参加した行政書士が感じた士業がハッカソンを開催するにあたってのTips

この記事は、Qiita 法律 Advent Calendar 2016 25日目の記事になります。

ハッカソンとは?と言うことを周りの法務の方々に説明する場合には、2016年冬のコミケ29日西地区”み”ブロック35bで激エモデザイナーycotangeさんが売っている「ハッカソンの薄い本」に寄稿しましたのでご参照いただければ幸いです。

寄稿でのTipsはそもそもハッカソンとは?から用語までの基礎知識を書いています。

 

今回の記事ではここでは書ききれなかった、今後士業がかかわってハッカソンを主催していく際にこうすればうまくいくんじゃないかという視点を書いていきます。

そもそもですが、ハッカソンに参加する方々のモチベーションは何でしょうか?

・人脈形成

・一緒に働けるメンバーを探す

API提供企業の方々と交流し、新しい技術に触れる

・会社ではなかなかやらない技術を試しに使ってみる

・力試し

・事業化をもくろむアイディアを試してみる

・優勝して目立ちたい

などです。ちなみに私の目的は一緒にスタートアップできるメンバーを探す、です。24時間など限られた時間で追いつめられると人となりが見えるのです。コードがかけなくともできることを探す能力も大事だと思います。

となると、参加者は仕事ではありません。

ですが、ハッカソンなどのイベントに士業が参加者としてお伺いすることは少なかったかと思います。先生方はどうしても「アドバイザー」「コーチ」「審査員」といった仕事としてお伺いする意識をお持ちです。

法務部の方々から若手のエンジニアが参加しているようだが、自社の特許取得に関わっていくような技術を持ちださないか不安だと言う声がありました。

一度参加して見ていただければわかりますが、そんな最先端の技術を使いこなしていくことはなかなか難しいです。

大きなハッカソンには若手チームを送りこんでいる企業さんもお見受けします。参加することで他社のエンジニアと交流しあわよくば良い人材の引き抜きも。。。と言うことにもなるかもしれません。

こういった若手のチームに法務部の方や弁理士が1人入ってまずは参加者としてプロダクトを作ると言う経験が必要ではないかと考えます。

ハッカソン参加者を集めるにも、まずは一度参加いただきたいです。参加者は横のつながりで集まってきます。いいところでもあり悪いところでもですが、あまり広いコミュニティではないので、芋づる式で参加者が集まってきます。

次に各社APIの使用ができるかどうか、です。これこそ士業の先生方が今までお付き合いされている企業さんに掛け合って、既存ではない老舗中小企業などの技術力を若手に開放できるかどうか、ではないでしょうか。顧問先の情報は一切出せない、と決めつけるのではなく、企業さんにお声がけしていくことが事業承継などにもつながり、顧問先にとってもメリットかと思います。

次に技術者が作りたいと思うものに対する情報収集能力です。同じような技術が特許出願されているかどうか、サービスの中で使用するキャラはどういう使い方をしたら効果的なのか他社の事例を見つけてくる、ということです。そのためには新しいサービスは日ごろからチェックすることが求められます。ポケモンGOをやっている人を上から見ている場合ではありません。その日にさくさくインストールして一通り触ってください。

 

スマホネイティブ、プログラミングネイティブがどんどん産まれてきます。あらゆる業種のお客様と会う士業だからこそつなげられるご縁を技術革新の分野にも肩ひじ張らない形で提案していけるハッカソンの楽しみにつなげられたら幸いです。