いずれ起業したいなら今から地銀信金で徳を積んでおいてください。

f:id:mizutamaa:20171218195406j:plain大好きなTFFさんの”ビットコイン”ガチャ

端的な解説

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/hojinsetsuritsu/dai4/siryou4.pdf

犯罪移転収益防止法という法律がとても厳しくて、各金融機関の審査が厳しくなっています。お読みいただく前提として、張り切って取り締まらなきゃいけない反社会的勢力のみなさまは口座開設全体から見ると出現可能性0.1%以下です。また、「私口座あっさり作れたよー」という事例はいくつもあると思いますが、これは私の今年1年の感想であり絶対ではありません。

 

今年1年を振り返るだけでも

・飲食店を始めるなら営業許可証がなければダメです。
営業許可を取るには店舗を借りる、店舗を借りるには保証金等払う必要があるんだけどな。。。

・ビザの期間が短いのでダメです
最初から長期間が出るわけないだろ。。。

・日本語がわからないと、申込書が理解できないと思いますのでダメです
いい加減この支店なら英語対応しますって言う銀行出てきませんかね。。。

などありました(結果的には全くの新規でもどこかしらで口座開設しています)

都市銀行はますます条件厳しく時間もかかるので、すぐに仕事始めたい人にはもはやお勧めできない。地銀信金だってお医者さんとか社会的地位があればすんなりいくけど、いきなり行くと全くお取引実績がない人には口座作らせてくれなかったりする。

ということで、いずれ起業したいならば今から地銀信金で個人の銀行口座を作り徳を積んで、法人口座を作っていく布石とすることをお勧めします。

具体的には

1、現在のお給料受け取りやクレジットカード・公共料金・家賃・住宅ローンの引き落としを銀行でいつも落とす。
ポイントがたまるからと言ってクレジットカードで全部引き落とししていませんか?そんなポイントは微々たるものなので、いくつかは銀行引き落としにしてください。全部じゃなくていいです、金額じゃないです。引き落とし日に引き落とされているという取引実績が作ることが大事です。

2、個人口座ももはや自宅の最寄か、就労先の指定の支店でしか作れません。
自分が開業しようと思っている場所にある地銀信金で、自宅の近くにある他の支店で開設しましょう。いざ開業しようと思ったら近くに支店がなくて、エリア外ですと言われる可能性があります。

3、信金は定期預金がほんのすこーーーーーしだけお得です。年に1回くらいちょこっとお米くらいくれたりします。こういうのも行員さんのプラスポイントになるのでちょこっとくらい入れて行員さんと仲良くなっておきましょう。たとえばこれ。

www.shibashin.jp

 ネット銀行でもいいですか?ゆうちょでもいいですか?

ネット銀行でもOKです、インターネットバンキング無料だしね!楽天でもソニー銀行でも何でも始めてくれ。

ゆうちょ銀行でもいいです。ただ法人の預け入れ上限が1300万円です。一時でも売り上げで残高が1300万を超えるようなことするならお勧めできません。

とはいえ後述の理由で地銀信金にも1つは取引実績を作っておくことをお勧めします。

ちなみに口座開設に当たって、円満に退社しているか前の会社に連絡していいですかってところもありました。事務所があるかの実態確認訪問もやってます(本店所在地がバーチャルオフィスはもうお勧めできせん)。銀行にとっても全くの新規のお客さんは労力がかかるのです。

と言っても都市銀行にメリットがあるんじゃないですか?

都市銀行で口座を作るメリットは従業員が増えたときに振込手数料がお安くなる、でした。それももはやネット銀行だったら解決出来ちゃったりするのではないですかね。

あと現金扱う商売は夜間金庫ね。これすらも人件費のコスト考えたら現金商売からクレジットなどに切り替えたほうがお得になるかも。だって現金だと閉店の時に社員いないと困るじゃない?これがバイトで済めば人件費削減。

 個人で地銀信金をベースるすると店舗が少なくて引き出し手数料が!と思われるかもしれません。それも、地銀だと提携しているネットワーク間で手数料無料になっています。関東地銀相互提携ATM | 店舗・ATMのご案内 | 山梨中央銀行

もしくは自分が便利に使えるところにインターネットバンキングで振り込めばいいのです。それも無料の場合があります。手数料|〈はまぎん〉マイダイレクト|横浜銀行

 

そもそもの都市銀行・地銀・信金の基礎知識

そうはいっても。。。地銀とか信金とかちょっとダサい。そんなことを思ったあなた。
みずほ銀行みたいな大きい銀行じゃないとお給料少なそうだし婚活相手としてちょっと...とか思ったそこのあなた。

そもそも都市銀行という概念ができてまだ50年もたっていません。
銀行番号という4桁の番号がキャッシュカードに印字されていると思います。
30歳以上の人は三和銀行スヌーピー柄)や富士銀行(ラッセン柄)時代のカードを見ていただくと今はなき番号でノスタルジーを感じられることでしょう。
かつては0001番から第一銀行、三井銀行、富士銀行、三菱銀行協和銀行日本勧業銀行三和銀行住友銀行大和銀行東海銀行北海道拓殖銀行神戸銀行東京銀行の順で番号がついていました。これが合併したり倒産したりして、今は主に4つ(みずほ・三菱東京UFJ銀行三井住友銀行りそな銀行)とされています。

都市銀行 - Wikipedia

私は過去に、三和・富士・第一勧銀・大和・住友と学生時代のバイト先が変わるたびに銀行口座を作ってきたので、4つコンプリートしています。都心に住むお若い方は大合併時代に統合されて主に4つで生活しているので、地銀信金ってそもそもどこにあるの?と思われる方もいると思います。

私も普段の生活は都市銀行としかお付き合いのない人生でした。学生時代に地方出身で東京で仕送り受けている人は郵便貯金を持っている人が多かったですね。しかし私の場合は実家が商売をしていたので、家では信金さんのお付き合いに加え、在日韓国人なので韓国系金融機関ともお付き合いがありました。

社会人になってからの地銀とのお付き合い

行政書士になるにあたって始めて自ら作った地方銀行口座です。まぁ地方銀行と言っても横浜銀行なのでお力が結構あります、地銀で預金量1位独走だったはず。京王線沿いにお住まいの方は駅構内にATM見ていらっしゃるのではないでしょうか。この電車全然横浜通らないのにっていつも思いますがそういう問題じゃないみたいです。

地銀は第一地銀と第二地銀があります。第一東京弁護士会第二東京弁護士会みたいなもんで歴史的背景に伴うものです。一般人にはさほど関係がありません(雑)。

地方銀行 - Wikipedia

第二地方銀行 - Wikipedia

行政書士になってからの信金さんとのお付き合い

主立っては実家の商売資金の取引でしたが、おかげさまで専門員をしているに ミラサポにこの信金さん経由で登録させてもらいました。ミラサポは中小企業庁が音頭をとっている中小企業支援の制度です。

 

ミラサポがご縁でお伺いした信金さんに朝日信用金庫さんがいます。

www.abm.asahi-shinkin.co.jp

朝日信金さんではビジネスマッチングの場も作っています。Amazonとかも名を連ねていますよ。

外国本店系金融機関とのお付き合い

私の場合は韓国系金融機関で本来の意味のお付き合いで定期預金とか親がしていました。お客さんにはとある韓国系金融機関の口座を開設して日本の会社設立をした人もいます。
韓国系と言っても日本の法律にのっとってできた金融機関で、本国の口座と直接に紐づいているわけではありません。韓国へ送金するときはなぜ送金するのか、マネロン対策で厳しく見られます。とはいえ、韓国にある支店とのやり取りはスムーズだし送金手数料も何度かお取引しているとお安くなったりするので、海外送金がある人は作っておいて損はないと思います。ATMもセブン銀行と提携していたりするので無料でお金おろせます。

地銀信金のいいところ

地銀信金とのお付き合いが総じていいところは良くも悪くも近い、ということです。地域のことは外回りの行員に聞けばすぐわかります。以前、近隣で事件があったのですがマスコミがたかるので外回りの行員さんに聞くとどこのおうちかわかる、くらい近所のことは情報通です。

そして嬉しいことにいいお客様同士を繋いでくれることがあります。新規事業であっても、こんな人がいるから企画書だしてみては?とかですね。私も行政書士事務所のチラシを渡したことがあります。実際に配ったかどうかは不明ですが、覚えてはくれていますね。ただ彼らは2年くらいでくるくると転勤していってしまうので、こまめに行員さんと仲良くなりましょう。

それでも穴はある

学生から社会人まで地方に住んでいて、東京に出てきて起業しようとしたら、今まで使ってた地銀信金がない、近くでどこもお付き合いがないということも考えられます。こうなったら数当たるしかないので、ネット銀行も合わせて作っておきましょう。

地方の方はそもそも都市銀行とのお付き合いがないという方もいます。いいんですそれで。今、地方の地銀信金は必至です。過疎化が進んでいるエリアほど新しい若いお客さんがほしいです。

今年、あちこちの地方の地銀信金さんとお話ししましたが(全国で10か所くらいかな)、地方において新規のお客さんとのアポに渋い顔をしたところはなかったと思います。悪名名高いミラサポですが、若い地方の起業しようという方との引き合わせにはすごいいい制度だなと思っています。先に述べたように地方の金融機関は新規顧客が欲しいです。若い人のための創業融資もあります。しかし接点がなかったりするので、移住してきた方だった場合にはむしろ積極的に話を聞いてくださったりします。また接点を持ったことで情報提供のお約束ができたりします。

一方で、東京の地銀信金はうるさかったーーーーー。そうかー新規創業の人なんていらんって言うくらい儲かっているのかー、と思いました。

昔は作れたのにーとおっしゃる方がいっぱいいると思いますが、これが今の時代で、これじゃやばいでしょってのがFinTechの領域なのです。

ごにょにょにょいってもいた仕方ないし、まだ基本的に銀行口座ない会社じゃ仕事受けれないので来るべき時に備えて徳を積みましょう。

 

まとめ~「というわけでとりあえず地銀信金で口座を作ろう」

いろいろ書きましたが、つまるところの作り方です。

1、いずれ会社作りたいエリアにある地銀信金を調べる。

例えば渋谷なら横浜銀行東京都民銀行八千代銀行城南信用金庫さわやか信用金庫など。

2、これらの銀行で自宅の近所にあるところを公式サイトから見つける。

3、その支店で合っているかどうか電話して聞く(エリア外もあります)

4、口座開く。

5、何かしらの引き落としを設定する。

6、あわよくばちょっとくらい定期預金してみる。

 

以上、第一勧銀カードセンター出身者からお届けしました!

次回はオジサマに自分の事業を説明するには!です^^

 

さて年末年始に読みたい本を貼っておこう。

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今年面白かった本

日経テクノロジー展望2018 世界を動かす100の技術

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 読みやすいのでお子さんにぜひ。

これからの世界をつくる仲間たちへ

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