かしこくなりたい!

IT好きの行政書士があちこちで入りした際に得た知見を出来るだけ放出するブログとポエム

懇親会ありの勉強会StudyCodeが交通費補助を始めた話、弊会の収支を添えて(PRあり)

収支の話を書きたかったのでおまけに寿司とピザの話貸してくれる会場の話をまとめてしまいましたが、これが本編です。収支にしかご興味ない方は目次で下までずいっと進んでください。

なお、わたくしたちが企画し技術書典5にて頒布した「技術と法律2018」を3月1日にインプレスR&Dさんから出版しました。Amazonで目次だけでも見てください。 (宣伝)

技術と法律2018 (技術書典シリーズ(NextPublishing))

技術と法律2018 (技術書典シリーズ(NextPublishing))

 

 

勉強会の種類

超大きくざっくり3つあると思います。

ある会社の製品を軸にした勉強会

代表的なのがJAWSかなと。

jaws-ug.jp

言語や技術を軸にした勉強会

IoTLT
GolangPythonなどさまざまありますが、ゆるく全国でとなるとIoTLTかなと。

元々webエンジニアだったのびすけ氏(おひげあおい色白おにーさん)が始めたLT会。毎月日本全国誰かしらがイベント立ててる。初心者から玄人まで、趣味人からビジネスの人まで心を満たす勉強会ですごい。

iotlt.connpass.com

適度にゆるふわ街角勉強会

ssmjp
毎月開催されている街角勉強会。内容は運用とセキュリティ()。今年勉強会始めて10年ですごい。「アウトプットしないのは知的な便秘」

ssmjp.connpass.com

  

弊会はざっくりと街角勉強会の部類です。

StudyCodeとは

studycode.connpass.com

一つのテーマに対して技術者側・法律実務家側が20分くらいのプレゼンを行う会で、参加費1000円、懇親会付き、2017年9月から始めました。今まで、個人情報・著作権・セキュリティ・電子署名というテーマで開催しています。

元々、政策研究大学院大学で行われている、昨年末に通算200回を超えた知財マネジメント研究会Smipsでエンタメと知財分科会を持たせていただいてまして、そこからもうちょっと現場実務者が交流できるないかと他分科会の弁護士さんと一緒にスピンアウト企画しました。なおSmipsは参加無料、予約不要なのでご関心あるお話ありましたらぜひ。次回は4月13日です。

さらにスピンアウトして技術書典にも出展して、このたび2冊目の本がインプレスさんから出ました。レビュー待ってます。(宣伝2回目)

技術と法律2018 (技術書典シリーズ(NextPublishing))

技術と法律2018 (技術書典シリーズ(NextPublishing))

 

 StudyCode過去回はcrash.acadeyさんで見れるのもあります。

crash.academy

 StudyCodeはなぜ有料にしたか

そもそもは懇親会ありきで有料にしたわけではありません。1番の目的は「クレジットカードによる与信」です。法律関連は政治宗教信条が絡み合うのですが、中でも「専門家に自説を言い聞かせたい人」は結構いい確率で人を不快にさせがちなので避けたかったのです。

そして経験則上、この類の人たちは名乗りません、お金払いません、人の話を全く聞きません。なので、事前決済が必要でした。

とはいってもconnpassのPayPal決済がうまくいかない時、事前にご連絡いただければ当日払いOKにしています。毎回1-2名くらいいて、直前申し込みで会社からやろうとしたらセキュリティで蹴られたと言った理由で、きちんとしたご連絡をいただけます。

懇親会必要か

必要かと言われたらStudyCodeは必要な設計の勉強会です。

繰り返しになりますが、弊会は一つのテーマをもとに、エンジニア側・法律実務者側が20分ほどのプレゼンをします。参加者はちょっとエンジニア側が多いかなという構成です(connpassで募集してますしね)。

そのプレゼンの後になかなか接点がない人たちなので、ざっくばらんにお話しできる場にすることを大事にしています。今日の話があれこれだった、こういうサービスそもそも作れんのか、作れるとして法律なんか引っかからないか、すごいみなさん熱心です。お互いが話しかけてみたいと思ってくれているので、どちら側で参加しているのか色分けシールつけてもらってみたりしてます。

移動して飲み屋で懇親会にしないのは、移動を伴うことで離脱する人を減らしたいし、知らない人同士だと積極的に席移動して名刺交換とか難しいし、立食でさらっと人をご紹介したりする方が楽だからですね。

先にあげたSmipsは年に1回大学内で懇親会がありますが、毎回土曜午後ですし基本的には講義終了後そのまま解散です。時には講師や他の分科会とともに近くの飲食店に行くこともありますが、最近は密なお話しができるメンバーになるように個別にお誘いしています。

 なんで寿司とピザは思考停止と思ってるのか

hidemi.hatenablog.com

お亡くなりになってしまいましたが、流通ジャーナリスト金子哲雄さんは差し入れに必ずコージーコーナーのシュークリームを選んでいました。日本全国だいたい主要駅にお店があって、大きくてたくさん差し入れたときにインパクトがあり、美味しい。継続して差し入れることでもらった側はコージーコーナーのシュークリームを見ただけで金子さんを思い出すようになりました。

※今回ググってみたら金子さんは元日商岩井副社長の海部八郎氏が常に「岡埜栄泉」の「豆大福」を手土産にしていたことに倣っていたようです。

金子さんの言うシュークリームで、老いも若きも男性も女性も2つくらい食べても飽きない、手軽に食べられるものはないだろうかで思いついたのがまい泉のミニバーガーです。法律という今までテック関連の勉強会にはあまりないもの扱っているので、覚えてもらいたいという気持ちです。

hidemi.hatenablog.com

まい泉見たらStudyCodeとかの勉強会を思い出してくれたら最高かな。金子さんも生前テレビで言っていましたが、これと決めてしまえば労力はあまりかからないです。

 StudyCodeの収支

今まで0回目を入れると5回開催しています。

0回目、F-Secureさんでスタッフいれて40人分くらい

この頃私がとあるハムメーカーさんのアンバサダーしてまして(特殊事情)、大きなハムを提供してもらい、人数に対してみんなどれくらいどの食事を消費するのかわからずいろいろ頼んでしまい、豪華ではありましたが大量に余らせてしまいました。飲み物もカクヤスでお酒だけ頼みソフトドリンクを頼み忘れ、しかもイベント日の前日を配達指定してしまう。会場が新橋だったので、お菓子とソフトドリンクは銀座のドン・キホーテで買いました。買ってからこれは1人で持てない。。。となってタクシーに。ここで一通り失敗した気がする。いろいろごめんなさい。

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1回目、HDE(今はHENNGE)さんで50人くらい

会場は渋谷だったので、東急東横店でまい泉のミニバーガー買って持っていけばいいかなと思い予約注文しに行ったら5000円以上買うなら配達しますよと言われ、もうこれからはここにしようと決めた瞬間。ポテチはお友達が発注間違えて大量に来たものをちょっと引き取ったことによる。そしてミニバーガーあればお菓子いらんな、の結論に至る。

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2回目、メルカリさんで100人弱くらい

ssmjpさんとコラボ会を行わせていただきました。余ったお金は青空文庫さんへの募金をしよう提案させていただいて開催し、飲み物のビールを発泡酒にする、軽食をお菓子にすることでお金を浮かせる。おかげで、講師交通費(実費)と微力ながら青空文庫さんへの寄付が実現する。このあと大盛り上がりで参加者の方と六本木に飲みに行き、終電を逃しタクシーで帰った。そして某弁護士は事務所に戻った。

青空文庫への寄付は本の未来基金が管理しています。StudyCodeとssmjpの名前あります。

honnomirai.net

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3回目、新日本監査法人さんで100人弱くらい

新日本監査法人さんのご提案でお寿司がつく。とはいえ全額ではなく、新日本監査法人さんの予算を超えた分、ちょこっとStudyCodeでお支払い。ここはお相手があることなので詳細の金額は内緒。

この時余ったお金で、ロゴを作ってくれたデザイナーさんにデザイン料をお支払い。ビジネスを作っていこうという気持ちもあるので、お仕事には払っていきたい気持ち。

あとそのロゴでステッカーも作る。よかったら今度もらってください。

4回目、LIFULLさんで80人くらい

地方にいる方からよく「東京はいろんな勉強会があっていいな」と言われていました。私たちの形態で地方にまで行くのはなかなか厳しいということと、関心ある人が頻繁に東京と行き来するのが情報流通としてはいいんだろうなと感じ、MAX1万円の交通費スカラシップ制度始める。しかし、利用者0。継続するから東京来てね!

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4回目connpassページより

何でお金余るの?

他の勉強会もお手伝いさせていただいているのですが、まずは参加者が40人以上だと余っていく感覚です。まとまると安いという数の利です。

次に、画像はssmjpさんの2018年振り返りで出た出席率ですが、弊会は申し込み後の返金不可にしていることと、懇親会でないで帰ってしまう人いるので、懇親会コストがかからない層が一定数います。

 

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ssmjp2018のデータ

だいたいまい泉は参加人数の1.4倍

飲み物はアルコールが参加人数の1.4倍、ソフトドリンクは30人につき1本。アルコールはビール・ハイボール・甘いチューハイ。銘柄は一番搾りandスーパードライ・角ハイ・本絞りorほろよいで、1:0.5:1.5の割合で6本単位で注文、というパターン化。

返金しないのは、極力作業の手数を減らしたいというだけのことで、ポケットにお金を入れたい気持ちはないのでなんかうまく回せないかなと思って出てきたのが交通費スカラシップ制度です。

ちなみに手数を減らすで言うと、参加可能人数も最初からMAXで募集して、もう少しで席がなくなりますのあおりをしてないです。

あとはイベントが聞こえないところで受付手伝ってくれる人にはちょっといいランチ食べれるくらいのお礼をしたいかな、今まだお友達のご厚意に頼ってしまっていますね。参加者の方もいろいろお手伝いしてくだっさってホントにありがたいです。

懇親会のスポンサー取らないの?

積極的には取ろうと思っていないです。何というか、弊会の性質でご飯が豪華だったら来てくれる層っているのかな?

それくらいなら本買ってください!!!もしくはこのAmazonページシェアしてほしい!!(宣伝3回目) 

技術と法律2018 (技術書典シリーズ(NextPublishing))

技術と法律2018 (技術書典シリーズ(NextPublishing))

 

ご一緒に勉強会開いてくれる方募集しています

前回からここまで何度となく開催の機運あれども登壇者の調整しきれなかったりして流れております。

希望のテーマは

・裁判・行政のIT化

・通信関連(eSIM、通信の秘密、5G)

・外国人関連

などなど。こういうテーマでうちで事業作ってっからとか、事例たまっているから論点語りつつ一緒に議論しようぜ!という方がいらっしゃいましたらFacebookTwitterご連絡お待ちしています!

そして、4月の技術書典、この本売っていいよというブースがあったらお手伝いがてら行きますのでお声がけいただけると嬉しいです!(宣伝4回目) 

技術と法律2018 (技術書典シリーズ(NextPublishing))

技術と法律2018 (技術書典シリーズ(NextPublishing))

 

 著者の一人、弁護士の伊藤さんにその昔LTやる?って言ったらやるって言いまして。その後、ちょっとって言うから何言われるのかなと思ったら、「新井、LTって楽しいな」で気づいたら大阪でこういうイベント自らするようになってました。4月からは裁判官の身の上なので、弁護士の伊藤さんを見に参加してみてください(大阪)。

connpass.com